こんにちは京成志津駅南口 いわい歯科医院 院長の岩井です
ブログの更新を楽しみにしていると患者様からの声を聞いた時、非常に嬉しかった反面、あっ最近更新してないと焦りまくり
今年度も4月より母校の兼任講師の業務を毎週木曜日行っています兼任講師の業務も楽しいのですが、この業務の後、大学の図書館での調べ物、最新の専門誌の論文チェック、大学の先輩先生方に症例の写真をみてもらったりと楽しみがたくさんあります
先日の木曜日は、Esthetic Explorersの勉強会に参加してきました
それでは、皆さん、下の写真が何か分かりますか?
これは木製総義歯
つまり入れ歯です
江戸時代、丸太をノミで削りだし、患者様のお口に合わせて製作する削り過ぎてしまったら、元には戻せないまさに匠の技です
現在は、患者様のお口の中を精密に型取り、ロウで噛み合わせを合わせ、樹脂を固めて入れ歯を作ります。もちろん、現在の入れ歯の方が、機能性、審美性共に優れています
しかし、今とは違う限られた材料の中で、この様な義歯を製作した先人の知恵、技術、そして情熱は素晴らしいものだと思いました
温故知新
是非、明日からの臨床に活かしていきたいと思います